私にGOサインを出す言葉

Hola!メキシコ在住フリーランスのワカです。早いもので2021年も1/3が過ぎ去りしものとなりました。コロナコロナと騒ぎ出してからも1年以上。

「世界同時に変化が必要となる機会は恐らく初。大変なときこそチャンス!」なんて言葉を色々な場所で目にしましたが、皆さんの現状はいかがでしょうか?

私は、自分にも他人にも甘い性格なので、物事に集中して取り組むとか何かを継続的に学び続けるということがどうにも苦手。それでも、YouTubeを始めてみたりクラウドファンディングに挑戦したり、スペイン語を習い始めたり犬を飼ったり。仕事に繋がりそうなこともそうでないことも、とりあえず思い付いたことは実行に移せたかな、という感じです。

そんな今回は、私が何かを行動するときに、自分自身に言い聞かせているある言葉について。「強いね」「自由に生きられていいね」なんて言われることも増えてきた30代後半ですが、実は自信もないし弱気になることもしばしば。

ちょっと個人的な回ですが、現状を変えたいと思っている方のヒントになることもあるかもしれないので、是非お付き合いください。

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変化は不安と隣り合わせ

心理学やスピリチュアル系の本を読むと不安の正体やそのメカニズムについて解説されているのをよく見かけます。だから細かいことは書かないけれど、人間の脳は変化を嫌がる・避けようとするというのは割と知られている話。だから、理由を付けてそれを先延ばしにしたり諦めようと仕向けてきます。

●英語を習いたいけど、仕事が忙しくなるかもしれないから1ヶ月待ってみよう。
●転職したいけれど、何か資格を取った後がいいよな、きっと。
●海外に住みたいけれど、コロナが収まる3年後くらいにちゃんと考えよう。

どれも見慣れたシチュエーション。ちょっと口にするくらいならただの ”願望” だから問題ないけれど、いつも同じことを繰り返していると「口先だけで行動しない・できない人」になってしまう。

他人からの見られ方なんて気にしなければいいって?

そう、それはその通りなんだけど、問題は自分の中でそれがデフォルトになってしまうこと。「ちょこちょこやりたい事って出てくるんだけど、ほとんど何もやらないまま10年経ったなぁ」なんてことは結構簡単に起きちゃうんです。

私の背中を確実に押す言葉

小さな頃から過度に他人と比べられ、失敗を許されなかった私にとって、自発的に何かを始めるというのはそれ相応のストレスとプレッシャーがかかるもの。それは大人になってからも変わりませんでした。前述したような ”自分の生活を変える” 事柄だけでなく、例えばプレゼンの前、クレーム対応のとき、海外で運転するとき、メキシコでお店の人に何か質問する瞬間。

そんな日常のちょっとした ”やるかやらないかを決める一瞬” に自分にGOサインを出す方法。それはいつも、この一言。

私に出来なければ、誰にも出来ない。

なんて強気な言葉!でも実はそうじゃないんです。弱い部分のある私がそれを克服するために、一見強いだけに見える言葉を自分に言い聞かせているのには、ちょっとしたミソがあります。

それは、この言葉には続きがあるということ。

……だから、失敗してもしょうがない。
……だから、どうせやるなら今すぐやったほうが良い。
……だから、がんばれ。

「絶対できる!」とか「自分を信じる!」とかは私にとって逆効果。全部自然とプレッシャーになってしまうんです。だから、逃げ道を作りつつ、「すぐやる。できる方法を考える。なんか違うと思ったらすぐ止める。」を実行するようにしています。

自分で自分を助けてあげよう

日々の努力や経験、人からのアドバイスや信頼とか、各々に自分を奮い立たせる何かがあると思います。私も以前は(今も好きだけど)、偉人の名言や ”心に残るあの人の言葉” みたいな本やサイトを見て「おぉ、これは!(良い!)」と書き留めたりしていましたが、結局は何者でもない自分の言葉に支えられて生きています。

一番直近で私がこの言葉「私に出来なければ、誰にも出来ない。」を心の中で唱えたのは、2日前のスペイン語のオンラインレッスン時。「5分で今日教えた接続法を使って10個の例文を作って!」と先生からの難題。「どうせ皆そんなにすぐ出来ないでしょ」とノロノロやっていたら、私以外の全員が「出来ました!」と開始4分で終了宣言。

その時点で私の進捗は半分。どのみちあと1分で終わるとは到底思えなかったので「大体できたのでOKです!」と返事をし、あの言葉を胸に即興で不思議な文章を披露しました。

先生やクラスメイトの???の顔や爆笑を誘うのも悪くないものです。私はいたって真面目にやってるんですけどね。

「あの言葉」が無かったらどうなるかって?

「まだ出来ていません。すみません。」と謝ります。でもあれは授業終了の10分前の課題。私のせいで終了時間を延ばすわけにはいかなかったわけです。意外とどんなシチュエーションにもマッチするので、使い勝手がいいですよ。

それではまた次回お会いしましょう。アディオース!

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