柏木です。人材紹介業を開始になった2018年9月は私たちにとって忘れられない日となりました。人材マーケットとしても、忘れられない1か月となりそうですね。今日はリクルートワークスより色々と引用しながら人材マーケットに起こる9月の変化をつらつら書きます。
真面目な内容です。
東京オリンピック ボランティア募集開始
以前から販売サービス業の企業の悩みのタネだった、東京オリンピックのボランティア募集が9月26日から始まります。
募集人数は8万人。関東中のサービス意欲のある方が集います。日本中から集められたらそりゃいいかもしれないですが、
(聞いた話なのでサイトオープンしてみないとわからないけど)
オリエンテーションに参加できることが条件です。
期間中の宿泊施設は全て観客などのための施設となると、日本中から集めたとしてもボランティアのための宿泊施設はないので、実質、関東近辺で集めるしかなさそうですね。
8万人のシフトがすっぽり空いてしまうことってもう、恐怖ですね。
でも、人が足りないことは2014年から叫ばれていましたね。
特定労働者派遣廃止の経過措置期間終了
9/30は以前から決まっていた、特定労働者派遣制度の移行期間が終了し、全ての企業が一般労働派遣となります。これにより、一般労働者派遣の申請や、同時に有料職業紹介の免許を取得する企業が激増していて、東京労働局はゲキ混みです。
これから人材紹介免許を取る企業は最長半年かかることも予想されるみたいです。なっがい!
下半期に採用されていた派遣従業員の無期雇用化
雇い止めだー!と騒がれていた記事が2018年2月頃によくバズってましたが、人の採用をするシーズンは春だけではありません。下半期に採用されていた派遣社員の無期雇用化&雇い止めも発生する時期です。
人事系のこういう法案改正は、施行するまで数年単位で時間がかかるし、移行期間もあったりするので、実際に自分たちの目の前に事実として実現する頃には忘れていることがあります。
でも、決まってしまったものは進むのです。静かに。
求人倍率がバブル期以降最高だぜイェイ!とか、働き方改革だぜ、イェイ!とか色々マーケットが活性化するニュースは多いですが、数字を見ると絶望の方が多いように思います。
しかし、混沌とした中だからこそ出て来る好事例は必ずあって、
その好事例から何を吸収するのかが大事なんだと思っているので、これから先9/26の東京オリンピックボランティアオープン以降、人材を沢山必要とする企業各社がどんな打ち手を打って来るのか注意深く見ておきたいなと思います。
未来の予測が確からしかを、過去の予測から推測する
未来の予測が確かかどうかは、過去の予測と現在を照らし合わせるとわかりやすいです。
3年前の2015年はどう予測されていたのか?を答え合わせのように見てみると面白いですよ。
しっぽりした内容になりましたね。オチが見つかりませんが、今日は真面目な内容なのでこれにて失礼します。
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。