戦う武器、あってる?

柏木です。「行動あるのみですよ」が口癖の、とっても素敵な女性経営者の方と話ながら笑いころげた話から、転職における戦う武器の大切さについて、本日一部抜粋してお伝えします。

「強みは行動力」

行動力を強みにしている人の「あるある!笑」みたいな事例の多くが、「目の前に栗が落ちてると思って拾おうとしたら火中の栗だったわー笑」とか、「一生懸命栗を探してたんだけど、そこ別に山じゃなくてゴミ山だったんでそもそも栗なかったわー」みたいな、

行動したけど結果に全然繋がらない。ということってあります。

テニスが上手くなりたいと思って一生懸命素振りしても、

ラケットじゃなくてお鍋の蓋とか振っててもテニスは上手くならないように。

せめてフライパンだったら良いんですけどねぇ。

努力って結構裏切りますよねぇ。

あの林修先生曰く、

「努力は裏切らない」だけだと不十分と言っています。

正しい場所で、正しい方向を向いて、正しい量なされた努力は裏切らない。

のです。

英語話したい!と思って中国語勉強してる、みたいなことすると英語は話せないということを。

料理上手くなりたい!と思っておいしんぼ全回見ても料理できないということを。

今、「そりゃそーやろ!!」と思って読んでても、

いざ転職活動になるとそういうことをしちゃいがちでです。

転職活動における武器のチョイスミス

では転職活動ではどのような武器のチョイスミスをするのでしょうか。それは面接官が何を判断しているのかを把握できていない時に起こります。

・自分の強みをコミュニケーションと一括りにしてしまう。

→もっとも緊張して自分のコミュニケーション力が落ちる時に持ち出す強みだと苦しいですよね。面接官が「えっ、あっ、おう、今あんまり感じれないけど・・!?」みたいな梅干し食べた後の口元(*←これ)顔になります。相手の話をしっかり聞けるとか、相手の話を笑顔で聞けるとか、面接官が判断しやすい強みとかにして欲しいですよね。

・(特に英語など)入社してから頑張ります、の姿勢を全面に出しちゃう。

英語が話せないわりに棚上げしてお話ししますと、「今の会社では英語を使う機会がない。だから入社してから頑張りたい」的なことを言われることがありますが、「入る前から頑張ろうよ!」という気持ちになります。

「今の会社では英語を使う機会がありませんが、週末などに現在英会話に通っており、ビジネスクラスまでの英語を話すことはできるようになりました。今後は英語圏の文化や背景が違う人とも関係性を構築しながらサービスを提供していけるようになりたいです。」と言われた方がスッキリします。

みたいな感じで、強みと置くところ・強みとして伝えるところがズレている=持つべき武器が違う状況が起こりがちです。

そうなってしまう背景は、内定が出る=正解 不採用になる=不正解。

という感覚に引っ張られている場合が多いです。

採用、不採用は相対的な結果

どんなに優秀でも、オーバースペックだと採用にならないこともありますし、荒削りだけどポテンシャル採用したいから採用になることもあります。

組織、会社の状況によって採用されるかどうかは変わってくるので、それを正解・不正解と思う必要はありません。

まぁでも辛いよね

まぁとか言いつつ、自分に対する評価を面と向かって受けるのは辛いですよね。だからこそ受ける会社選びが大事になってくるんですが、そんなの耳に入らないくらい辛いですよね。

だからこそ、行動あるのみ。

「途中でやめてしまうのが一番辛いので、満足いく結果を目指して、行動あるのみ。」

って思う人もいるんだなと思ったら、心がちょっとは軽くなるでしょう。

 

Scroll to Top