2020年は副業元年なのか。

柏木です。2020年が始まりました。いよいよ、数年前から人材業界で恐れられている2020年です。オリンピックの後に景気が後退するといわれていましたが、どうなるんでしょうね。それ以上に労働者の減少の方が大きいかもしれないですね。

さて、2020年の新たなテーマとして、「副業」をテーマにしていくことにしました。副業。最近よく聞くキーワードです。

人は副業したいと思い、企業が思う気持ちは半々。

今年に入ってから、ライオンさんが副業を解禁したり、みずほフィナンシャルグループが金融業界初の副業を解禁したりと2019年から様々な動きが始まりました。副業を解禁することで、現業の視界を広げたりという効用を狙っています。

副業したいひと1)自分の市場価値を知りたい。

転職を考える前の人は、高確率で自分の市場価値を知りたがるので良い取り組みかも知れません。年収の市場価値は知り得ませんが、「業界の中で、自分から転職活動をしなくても仕事のお誘いが来る」ステージにいるかどうかを確認できることは良いことだと思います。

副業したいひと2)収入を上げたい。

物価はどんどん上がっていくのに、消費税は上がるのに、年収は上がらない。そんな人が副業を考えます。そういえば、リーマンショックの時もワークシェアリングという言葉が流行りましたね。

副業による平均月収は6.82万円、副業による平均時給は1652.1円。(パーソル総合研究所、副業実態・意識調査結果【個人編】を公表 より引用)

平均値なので、高額者にだいぶ引っ張られている数字になります。

企業の悩み1)雇用する場合、副業先も本業先も労働時間の管理が必要になる

企業からすると、仮に自分の会社じゃなくても労働時間を管理したりしないといけないので意外と手間がかかる制度です。

東京労働局より引用

企業の悩み2)情報管理大丈夫?

情報管理大丈夫?という観点から不安や心配している企業も多いですね。

確かに同業他社やセンシティブな情報を扱う場合は、配慮が必要です。

副業者に限定した配慮というよりも、こちらは社内トレーニングによるリテラシー強化が必要にもなってきますが、、。

制度は良いが、課題も多い。

つまり、副業は制度としては良いと思いますが、その分課題もまだまだ多いものなんですね。二の足を踏みたくなることも多いんじゃないかなと思います。

そう思いつつ、なぜ副業をテーマにしたかと言うと、2019年からうすうすずっと思っていたことがあります。

これまでの働き方だと、採用力ある企業に一極集中だわ!!!とれないところは人とれんわ!!!今いるメンバーに負荷がかかると負のスパライラルだわ!地元の鹿児島は本当に人がおらんわ!!!やりたい仕事とか自己分析とかの前に企業がねぇだ!!!

「1社に収まってる場合じゃねぇ!でもどうやって探したらいいかわからん!」

でも皆さん、別にFXがやりたいわけでも株がやりたいわけでもないし、ライターやりたいわけでもないけどバイトがしたいわけでもない!

そんな人に対しての人材紹介サービスって無いじゃん!と思ったことから始まります。2020年が副業元年に世の中的になるかどうかはさておき、株式会社ミライヘとしては副業元年に取り組むことに決めました。

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