柏木です。新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、まことにありがとうございます。 本年も相変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
濃かった2018年に比べて
2018年に創業し、とにかく行動!の一年が終わり、「疲れた…」と思いながら始まった2019年。静かな地獄の1年間でした。
何が地獄だったのか?何がって、何をしたら良いかを見失った地獄でしたなぁ。
スマートに立ち上がりたかった(何を言うとるんや)
「創業!?おめでとう!頑張れ!応援してるよ!」と有り難いことに身の丈以上の応援を貰った気がして、早く恩返ししなきゃ…!早く自分も応援できる側にならなきゃ…!そんなことを思えば思うほど、周りの成功に焦り、できない自分を直視するのが怖くて、応援して貰っている人たちを失望させているんじゃないか…と怯える日々の始まりでした。思い出す限り初めて、「動きたくない。」と思ったのが春〜夏まで続きました。動かんと会社は死ぬぞ!と思っていても動けない。怖い。出来たら、キラキラしてる人に、会いたくない。そんな地獄ってあるんですねぇ。
仕事をしていないと落ち着かない病
リクルートの頃に教わったことの1つに、「最小の努力で最大の効果がでる仕組みを使って、最大限努力をする」という教えがあります。
私はこれが好きだったのに、気づけば、仕事仕事仕事…そしてその仕事を仕組み化しない、協業しない、ただ手を動かしているだけで落ち着いた気持ちになってしまう「仕事してないと落ち着かない病」に陥ってました。怖い!
なにより怖いのが、それに気づいていなかったこと!まぁ怖い!
「それ、トランジションですよ」と人に言う割に
新しい環境や新しい状況に人が変わるときには3ステップがあって、一連の流れをトランジションと言います。転職活動中の人は、この3ステップを経由することが多いので、よく相談に来る人にお伝えするんです。
・何かが終わる(今までの当たり前が色あせる)
・ニュートラルゾーン(自分が無力だと思う)
・何かが始まる(静かに新しことが始まる)
とわかっていても、まぁ〜〜〜これがまじでしんどかった。「いつ終わるの?いつニュートラルゾーン抜けんの?もしかしてこれトランジションじゃなくて単なる体調不良?」みたいな。
それでもやってくる仕事の数々(しかも効率悪いから量が多い)。でもできるだけ品質高くやりたい!と思いつつ、手放せないからどんどん遅れる。という一人相撲の地獄ループを体験した2019年でした。
そんなこんなしているうちに2020年が始まった
さて、そんなことをしているうちに、2020年が始まりました。副業元年と言われる、2020年。東京オリンピックが終わった後に来ると言われている景気変動。色んなことが静かに変わっていく2020年になりそうです。
まず真っ先に変わるのが、転職したい人が会社に求めるものが変わります。
2020年、会社に求めるものの1つが「自分で裁量をもって決められる時間」です。それに伴って、フルフレックスも求められます。それが出来ないなら、転職したいと思う層が活発になる1年になるようです。
「副業」、が今年のテーマ
静かに地獄を味わい、2019年しなくていい苦悩葛藤を過ごしたのですがその中で私が改めて知ったことは「出来ないことは出来ない」、でした。当たり前だけど。出来ないことは、出来ない。だからその分、出来ることを貫いて考えるようになりたい。と思います。
人材業界はいつも静かに大きく変わります。そしていつも、見落とされる部分があります。2020年、きっと「副業」は凄く流行るだろうけど、サービス乱立で主流が見えない領域でもあります。
ここに何か介在価値があるように考えています。変化が早いキーワードだけど、景気も大きく変わるかも知れない1年だからこそ、1つのテーマについて考え抜いて行動していきたいと思います。
2020年もよろしくお願いします。
出来たことも出来なかったことも沢山あった2018−2019年。
一人相撲で苦労だけが横綱級だったわけですが、いつもお客さんや転職したいと相談してくれる人の真っ直ぐな目に救われ、力を貰いました。恩返ししたいと思いつつ、恩返しするにはまだ時間がかかりそうなので、2020年中の恩返しは諦めます!その代わりに、一緒にいろんな景色を見よっ!!!!そして、「あの時ぶっちゃけ〜〜」な感じで、皆で2020年の忘年会を楽しみたいと思います。
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。