社名誕生話 第三話 「Mirai」

私たちの会社がどのようにして「株式会社ミライへ」となったのか。多くの人にご協力いただきながら決まった社名についての誕生ストーリー。(3/3)

作文は800文字を中心に
ずこずこになった翌日、作文を作成することに取り掛かったのですが、自分のこれまでを800文字を目安に書くってものすごい難しいんです。思い出したくない過去を振り返り、そこからなぜ今のような状況に自分がいるのかを客観的に説明していくように書くのですが、まぁー収まりきらないんですよ、意外と。印象深い出来事は重めに書いちゃうし、嫌だなぁと思ったことが実はあとから大事なことに繋がっていたりします。

私は本読んだり、いろんなサイトから情報引っ張ってきたりするのが得意なのですが、
それが得意になったのはリクルート時代のコンプレックスから始まります。
リクルートという会社は、新卒で入社するには人気企業で皆有名大学から選抜された優秀な方々が入社するので、高卒で「夏でも冬でも自転車こげそうな元気と、愛嬌」で採用されていると、会議室で発言できなかったり、知らないことが多かったりするのが凄い居心地が悪くて嫌でした。無知だと、お客様にも価値を提供できないし辛いですよね。
「無知は、嫌だ。」そう思うことが、情報を集めることに繋がっていたりしたんだなぁ〜、みたいな気づきを得ることができます。

コンセプトは、「Mirai」
その後、「作文を提出したのち、と柏本さんに考えていただいた社名の中心コンセプトは、「未来」でした。社名を出すに当たって考えてもらったキーワードのいくつかを抜粋してお伝えします。
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私には、コンプレックスがたくさんある。
だから私は、どうやったら上手くいくのかを考え続けてきた。
私は、無知から始まっているので、ちゃんと人の話を聞く。
私は、人にちゃんと向き合い、一緒に走れることが好きなことがわかった。
私は、20代の大切なコトは、誰に出会えたかだと思っている。自分がそうだったから。
私は、だから、若い人に、人と出会う楽しさを伝え、機会を作っていきたい。
私は、あなたが少し自分自身の価値観を変えたり、可能性を広げる人と出会えたら、
人生は、未来は、きっと楽しいと思う。
私は、あなたの未来に伴走する人になりたい。

あなたの未来に伴走するエージェント
「未来へエージェント」
株式会社ミライへ(MIRAIE)
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「良いデザインを考えるから、良い仕事をして下さいね」

こうして、「株式会社ミライへ」の社名は出来上がりました。
つたない話、稚拙な会話、悔しさ、800文字(結局収まりきらなかった)の作文。
その全部が、未来に繋がってるんだと思ったら凄い痺れました。凄い。
「良いデザインを考えるから、良い仕事をしてくださいね」と柏本さんから言っていただき、コンセプトから社名が決まり、社名に想いがこもりました。

この誕生ストーリーをりっきー(力丸)に共有した時に、彼女が言っていた一言が私たちの原点となっています。
「かっしーさん、社名を見るたび・ロゴを見るたび、良い仕事をしようと心に誓うことにします。」
「ミライへ」には、こんな意味や想いが込もっています。これから先、良い仕事を通じてもっとハッピーな想いが込もっていくように精進して行きたいと思います。

おしまい。

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