柏木です。就活の時と同じく、自己分析はした方が良いです。そして企業研究も。しかし、企業研究は就活の時と全く違うやり方でやった方が効率的です。
企業研究が足りないと、どんなに優秀な人でも不利
企業にとって企業研究をしてくれているかどうかはとても大事です。会社によっては志望動機よりも大事です。面接で良いなぁ〜と思う人でも、企業研究が足りないと「あぁ・・・この人うち(自社)のことあんまり調べてないな。準備が浅いなとなってしまいます。ということで企業研究をやりましょう。
1: IRの決算説明会資料をみる
もっとも楽のは、決算説明会資料を見ることです。上場企業の多くは、ホームページに「投資家の皆様へ」というIR情報を載せているサイトがあって、IR資料ライブラリの中に説明会資料があります。四半期の資料は最新の情報が知れますが、通期を通して全体的な状況を一度俯瞰して読みましょう。
2:採用サイトをしっかり見る
その次に必要なのが、採用サイトを見ることです。企業によっては、エンジニア・新卒・エリア毎やアルバイト用にそれぞれ採用サイトを作っているところがあるので、採用サイトは全て目を通しておくと良いです。自分が受ける求人票ばかりに目が行き、かつ、「面接で何を話そうか」に一生懸命になりがちですがこの辺りは一度しっかり目を通しておきましょう。
3:日経新聞などで社名検索する
日経新聞の電子版はフリーワードで検索することができるので、応募したい社名で検索すると、プレス記事や取り組みのインタビュー記事など何かしら出てくるのも一読しておきましょう。
社名でGoogle検索することも大事です。知名度の高い大手を受ける場合はうっかり忘れてしまいがちですが、Google検索することも大事ですね。
4:実際に使ってみる。お店に行く。
BtoC(法人相手ではなく、個人を相手にしている商売スタイル)の場合は実際に使ってみたりお店に行ったりサービスに触ってみましょう。面接の場で、「もともと好きでして・・・」という発言をすると面接官も嬉しいのですが、だいたいそのあとに聞かれるのが「ありがとうございます。どうでした?」という感想を求められるので、そこで薄い回答をすると「あれ?本当に好き?」となります。
まだ時間があるなら
ここまでやってもまだ時間がある場合は、応募先企業の競合企業もみてみると良いですね。特に競合企業と比較してもなお応募した理由を言われたり、自分ならではの視点で改善ポイントをお話しされるのもありです(が、言われなくてもやってるよ!とならないように謙虚さが求められる難しさもあります)
あとは、有価証券報告書を読むこと、リクナビなどの新卒媒体の記事を見る、創業者の本を読むなどの準備もありますが、1社に対してじっくり調べ過ぎても時間がかかるので1:IR資料 2:採用サイトをしっかりみる 4:実際に使ってみる、お店に行く。
というあたりは必須で行うと良いです。頑張りましょう、企業研究
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。