苦しかったときの話をしようかというイケてる本の話

柏木です。連休はいかがでしたか、楽しめました?会社はお休みにしてましたが、連休中もいろんな人とお話してました!つまり仕事してました!!社長ってこんなもんでしょう!

5月から新しいチャレンジをされる人に何か背中を押せる本ないかしら、、と探して読んだ本で自分が背中を押してもらいました。

これこれ、この本!

自分のやりたいことの軸を見つけて、いい仕事見つけなよっていう話なのだけど

仕事とか自己啓発系にありがちな「~べき論」ではなく、マーケティング思想が大盛りで入っている本です!しかも、この思想にたどり着くまではプロのマーケターとしての意見だけでなく、作者が外国という異文化の場所・自分より何倍も優秀な人に囲まれた中で、猛烈に自分の強みをえぐられるしんどい体験の中から編み出された話だからです。日米の違い、言葉が通じないGAP、会社に行きたくないと思いながら

毎朝「鏡の中の自分に暗示をかけた。必ず結果を出す!必ず結果を出す!」と、必死にストレスと闘い

その中で、生き残りをかけた選択として

「1)自分の強みで戦うしかない 2)自分の強みを知っておくこと」が大切

なんだと思ったようなのです。

机上の空論では誰でも言えてしまうような話を、想像を絶する体験を元に伝えられています。だからこの本はおすすめです。

自分の軸を見つけなよって話なのだけど

自分の軸が見つかってる人は強いってよく聞くし、私自身も軸が決まっている人とそうじゃない人のどちらともよく話をするのですが、自分の軸を決めるって怖くないですか?何でかというと、20代は自分の価値観が変わる瞬間がいつだってあるんです。ちょっと未来でも自分が持つ知識や経験って変わるとすると、そんな中で、自分の軸を決めるということがどれだけ怖いことか。惜しいことか。迷うことか。。。

でもこの本ではきっぱりと言い切ってくれます。

今の自分の精一杯の価値観で自分の軸を決めること、

です。ほっとしますよね、ほっとしました?

まだまだいきます!

自分をブランド化しなよって話なのだけど

・自分の特徴の理解
・それを磨く努力
・環境の選択

をちゃんと基礎に考えながら、
その上で自分をブランド化していきなよっていうお話なんですが、自分をブランド化するっていやいやそれほどの人間でもないですって謙遜してしまいたくなりませんか。私が20代だったら思っちゃいます。

(それが30代になると「そうだよなぁ」と思うようになります。なんだかあの頃のフレッシュさは消えてしまい目が濁ってきたかもしれんなとしんみりしたんですが、新鮮さには勝てないので熟成のジャンルで戦っていきたいと考えていましてそれは別の機会に。)


で、そのブランド化とは、
「自分が相手に想起される「価値」「意味」であり、評価されたい相手に選ばれるように自分の好感度を上げていくことの全体設計をすること」だと。
目指すべき市場に対して、プロダクト(How)をデザインする前に、どこにむかって(who)どのような本質的な価値(What)を提供するのかを明確に定義すること、

が大事だから、自分の表現の全体設計をしようねっていうお話です。

どうにかせねば、というその感じ

連休中も様々な「思ってたのと違った」とか「会社の求める方向と自分の方向が合わなくなってきた」という人たちと話をしていて、

取り返したい(何かを)という気持ちでギラついている目を見て、こちらのやる気が満ちあふれ

合わなくなってきた(何かと)という悲しいようななんともいえない気持ちで遠い目をしているところを見て、そうか・・と思い

どうにかしたい(何かを)という鋭い目に、一緒にどうにかせねば・・・と決意しました。

正直、電話でお話しした方多めだったので目力については私の想像!で!す!

新元号で初仕事いぇーいみたいな感覚も、GW開けて2−3日が賞味期限ですし、いよいよ本格的な5月病のシーズンですね。

そんなタイミングにおすすめの本なので、よかったら読んでみてください~!

※文中の引用は、すべて上記本より引用

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