ささやかな喜び

Hola!メキシコ在住フリーランスのワカです。5月下旬から雨季に入るメキシコシティでは、春が一年で一番暑い季節。朝は10℃前後なのにお昼は30℃位まで上昇するという、身体と脳が混乱しそうな毎日を送っています。

標高2300mほどの高地なので日差しも強く、日焼けというより「日差し」が気になって薄手の長袖で過ごすことが多いです。焼けるのは気にならないのですが、紫外線がバシバシ攻撃してくるのを、まさに肌で感じる、そんな感じです。

前回の記事で、「メキシコの薬局はミニ病院。注射もしてくれるよ!」という内容を、喉が痛くてお尻に注射inメキシコという実体験と共にご紹介しました。

今回は、スーパーや近所の食材店で買い物をするときに「ちょっと嬉しいな」と感じることについて書いてみたいと思います。是非最後までお付き合いください!アデランテ~!!(これまでの記事はコチラ)

好きな種類を好きなだけ

日本のスーパーと同じように、メキシコのスーパーの中にも肉屋さんや魚屋さんがあり、グラム売りしてくれます。しかし!それとは別にハム類専門のスタッフがいることに驚きました。

こんな風にズラッと並んだハムの塊の中から、どれを何グラム欲しいか伝えると、その場でスライスしてくれます。日本同様、既にパックに入って並んでいるものもありますが、欲しい量を買えるし、場合によってはお得だったりするのでよく利用しています。

ちなみに私が買うのはハムとベーコン。薄切りが出来る手動のマシンを使って一瞬で切り分けてくれますよ。

メキシコ食材と言えば、やっぱりアボカド!

日本ではちょっと高いし、そもそもアボカドを使うメニューは一般的ではないですよね。でもここでは、ご存じの通り頻繁に登場する食材。ワカモレ、タコス、トルティーヤ、何かの料理の付け合わせ……とにかく目にする機会が多い。そんなアボカドは、大体1キロ100円ほどで売られています。

しかし、アボカドは食べどきを見極めるのが難しい。そろそろかな?と思って切るとまだカタくて青臭かったり、我慢して待ち続けると既に傷んでいたり。そんなアボカド初心者さんにおすすめなのが、八百屋さんでの購入です!

今から買うアボカドをいつ使いたいか伝えると、見事に選んで渡してくれます。スペイン語で「今日」は「Hoy(オイ)」なので、「Aguacate para hoy」と言うと「今日使うためのアボカド」という意味になります。慣れない私には非常に有難いサービスです。

こちらはスーパーに並ぶアボカド。黒いほうが熟れていますが、ベストなタイミングを見極めるのは至難の業!

ちなみに、アボカドはスペイン語でAguacate(アグアカテ)。Abogado(アボガド)というよく似た単語もありますが、これは弁護士のことなので、全く意図が伝わらなくなります。ご注意を!

八百屋さんで、屋台で、果汁100%ジュース!

最後に、最近の私のお気に入りをご紹介します。2月から犬を飼い始め、近所を散歩する機会が格段に増えた今日この頃。メキシコは学校や仕事の開始時間が少し早い上に、郊外から時間をかけて通う人も多いので、軽食やジュースの屋台が8時頃からオープンします。

メキシコの屋台は(私の場合)60%超えでお腹を下すのでなるべく避けていますが、ジュースは別。スーパーなどではあまり100%ジュースを見かけないので、目の前で果物を絞ってくれる屋台や八百屋のジュースはとっても嬉しいのです!

お値段も、コップ(350ml超)いっぱい入って100円以下。安くて新鮮なので散歩帰りに毎日のように買っています。八百屋さんでは、果物数種に人参を加えたミックスジュースもあったりして、なんともお得です。

私が住んでいるのは、都会的なメキシコシティ中心部エリアから車で15分ほどの住宅街。沢山お店があるわけではないけれど、朝の気持ちの良い日差しときれいな草花の咲き乱れる中を、ジュース片手に犬と散歩するのは1日の始まりにぴったりです。

私がこの国に来て驚いたことのひとつに、公園の多さがあります。大体どこに住んでも、徒歩圏内に大きめの公園が1つか2つはあるのです。日本では散歩をすることなんてほぼ無かった私ですが、ハチドリやリスを眺めながらゆっくり歩くのも意外と楽しいものですね。歳のせいもあるのかな?

ではまた次回お会いしましょう。アディオース!

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