見られる動画を作りましょ。

Hola！メキシコ在住フリーランスのワカです。メキシコでは、先日11月1日と2日はDía de muertos（死者の日）でした。この日は、日本で言うところのお盆にあたる、大切な祝日。ただちょっと日本と違うのは、とにかく色鮮やかで明るいお祭りムードが至る所に漂うということ。

死者がこちらへ帰ってくるときに迷わないように、オレンジを中心としたカラフルな花で街が彩られ、各地でオフレンダと呼ばれる祭壇が飾られます。当日はイベントが行われたり家族や友人と盛り上がったり、それはそれは賑やか。死を恐れるのではなく、逆に死者と共に楽しく笑おうという考えが、とってもメキシコらしくて素敵だなぁと毎年思います。

ちなみに、1日は子どもの魂、2日は大人の魂が戻るとされているので、お供え物がお菓子からお酒に変わっていくというのも面白い。お墓は派手に装飾されたり夜間にバンド演奏が行われたりもするので、有名な場所は見物客でごった返します。私は人混みが苦手なので直接行くことはないですが、ネットでその様子を見るだけでも楽しいのでオススメです！

それでは今回の本題。見られる動画とは？について。普段何気なく動画を探しているとき、つい最後まで見てしまうものってありませんか？そんな動画のポイントを考えてみたいと思います。

(これまでの記事はコチラ)

納得感のある動画

困りごとを解決する、生活する上で役立つ、知るべき最新情報など。

「洋服のシミを一瞬で消す方法！」とか「確定申告を簡単に解説！」とか。今まで必要はなかったけれど、急に情報が欲しくなったとき、こういう動画は視聴される確率がグッと上がります。

この場合は、視聴者をがっかりさせないためにも、最後まで動画を見てもらうためにも、始めにテロップなどでこの動画で得られる情報はどんなものなのかを視覚的に伝えるのがおすすめ。

ちなみに私は最近、顔のたるみをとるエクササイズを検索して、ちょくちょく見ながら実際に試しています。ふと鏡を見て「あれ？」と思ったタイミング。今までやったこともないけれど、動画を検索したことで新習慣が身に付きそうです。

感性を揺さぶられる動画

笑える、泣ける、つっこみたくなる、励まされる、癒される、感動するなど。

「●●やってみた」とか「おもしろ動画」とかアメリカンゴッドタレント（才能のある人を見つけるオーディション番組）などがそれに当たります。この場合は特にサムネイルが重要ですね。目に入った瞬間、感覚的に「ちょっと見てみようかな」と思わせられるかがカギ。

私は動物の可愛い動画やバイリンガルの子どもたちのおもしろ動画を休憩がてら見ることが多いです。この手の動画は10分前後の尺のものが多いので、さくっと眺められるのも嬉しいポイント。でも一個見るとまた面白そうなものがレコメンドされてきて、休憩時間が一気に過ぎていくのでご注意を。

刺激を受ける動画

思わず食べたくなる、行きたくなるなど。

「卵かけご飯に●●をかけるだけで……！」みたいなものや、「マニアに人気の●●へ行ってみた！」など、欲求を刺激される動画はつい見てしまうもの。近年のステイホーム事情が影響して、おうち時間を充実させるためのレシピや宅配サービス、旅行が大々的に解禁されたらここに行きたい！など、自宅にいながら楽しみを作れる動画は安定した人気があります。

ターゲットのイメージを！

動画は（基本的には）テレビと違って、自分から探して見るものです。関連動画以外で、携帯やパソコンを見ていて勝手に見知らぬ動画が流れてくることはほとんどありません。

皆さんも動画を見るときは、ぼんやりとではあっても、何かしら情報を検索すると思います。例えば芸能人や話題の動画については、固有名詞を入力すると思いますが、それ以外はおそらくざっくりとしたものだと思います。

「ペペロンチーノ　作り方」とか「ペット　面白い」とか「福岡　おすすめスポット」とか。そういう検索にヒットする動画タイトルと、視聴し始めた人が「自分が探していたものだ！」と思える内容が、あなたの動画をより多くの人に見てもらえるポイントになります。

何となく動画をアップしていた方は、まずこの辺を意識してみてはいかがでしょうか？

それではまた次回。アディオース！

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