Hola!メキシコ在住フリーランスのワカです。すっかり冬の気配がしてきましたね。年中常夏と思われているメキシコも、実は場所によって気候はさまざま。私は首都メキシコシティに住んでいますが、部屋の中ではほぼ一年中フリースを着ています。11月下旬の今は、朝8℃→お昼22℃と安定の寒暖差を維持しつつも、やはり意外と寒いなぁと感じさせてくれる毎日です。
さて、今回は番外編。私のメキシコ生活も気付けば2年。生活するだけでも小さなトラブルは多々起きますが、困ったときは対面or電話!について書いてみたいと思います。アデランテ~!
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メールは読まない。返事もしないし後回し。
これは日系の会社で働く友人にも聞いていたことですが、実生活も然り。基本的にお店に直接来た人や電話してきた人が優先なので、メールでの問合せやクレームは対応してくれないことがほとんど。
「メールしたんですけど……」と言ったところで「届いてないよ!」「見てないよ!」と返されるのがオチ。私のように電話が苦手な人は、何かあったときは直接お店に行くのをおすすめします。(時間がかかるし面倒くさいから泣き寝入りも多々ありますが……。)
実体験としては、I●EAでネットで5つ家具を注文したものの3つしか届かず、あとの2つに関してのインフォメーションが何も来ない、とか。「明日お届けしまーす」と言われた10リットルの水が翌週まで届かなかったり、とか。
I●EAに関しては(メキシコ人が)電話しても解決しなかったので、Twitterに書き込んだら返事がきました。大きい企業はSNSに書き込むと返事が返ってくる確率が上がるようなのでご参考ください。
その他にも、飛行機の便がキャンセルになって発行されたバウチャーを使うためにはネットじゃなくて電話(orオフィスへ直接訪問)が必要だったり、「スペイン語話せないからメールでお願いします」と書いても電話がガンガンかかってきたり。
最初はびびって弱腰で対応していましたが、慣れれば強くなるもので。「(あなたの話していることが)わかりません」と言われても「よく聞いてくださいね。もう一回いきますよー」と言いながらめちゃくちゃなスペイン語を喋り続けるくらいの度胸は付きました。

カード払いにご用心
これは、悪意があるケースと単なる間違いのケースがあります。
例えば飲食店での支払い時。メキシコでは一般的に、カードの端末を持ってきてもらい、その場で決済を行いますがその際に「10%(もしくは●●円)チップを追加してください。」と伝えます。端末から出てくる控えをもらって完了ですが、念のため金額の確認をすることをおすすめします。
大抵の場合は問題ないのですが、たまーに勝手に15%付けられていたり、なんてことも。知り合いのメキシコ人はそれを防ぐために、カードで食事代のみを支払い、チップは現金で渡すと話していました。
私は小額紙幣の持ち合わせがないとこれまた面倒くさいので、一気にカードで払いますが、渡される控えで合計金額を必ず確認します。
ちなみに何か物を購入する際は、稀に操作ミスでダブル請求(倍の金額を請求)されていたりもするので、金額が大きい時は特に注意が必要です。私は今のところ経験がありませんが、そんなときはお店や銀行に電話する羽目になるので、それはそれは大変です。
※小さいお店では、そもそもカード払いに対応していないところも多いので、持ち合わせがないときは入店時に確認すると安心です。

知らない国での買い物や食事はいつだって楽しいもの。住み始めて2年経つ私も、いまだに美味しいお店やこだわりのお店を見つけるとワクワクします。そんなときはついつい細かな確認を忘れがちですが、要注意です!
特に私たちは外国人。そしてアジア系は旅行客でも多くはないので、場合によってはカモにされることもあり得ます。よほどスペイン語が堪能な方以外は滞在先に帰ったあとに『あ!これ違う!!』と思っても諦めることしかできません。(面と向かってなら、ジェスチャーを交えて「間違ってますよ!」と伝えられる可能性もありますよね。)
もう少ししたら、自由に海外へ出られるようになるかもしれません。そのときは是非思い出してもらえたら嬉しいです!
それではまた次回。アディオース!
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北原 和司子 (きたはら わかこ)
(株)JALカーゴサービス、(株)リクルートジョブズを経てウイッグ事業で起業。その後メーカーでの新卒採用業務やスナックでの接客、住宅情報誌&ネットのADなど幅広い業界を経験し、フリーランス営業へ。現在は海外移住を目指しメキシコシティにて奮闘中。
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