自社HPを制すものは新卒採用を制す!?

こんばんは、力丸です。

肌寒い。秋ですね。

年末年始に向けて、20新卒や転職者が情報を活発に収集しだす季節です。この時期に改めて採用HPを見直すという企業も多いのではないでしょうか。

「印象のよい採用HP」ランキング上位を占めるのはANAやJAL・資生堂などの大手さんばかりですが、

求職者の8割以上が会社HPを見て情報収集している現在、中小企業でも採用活動の一環として力を入れ始めるところが増えてきましたよね。

イメージを大きく左右する企業/採用HP

「力丸さん、この会社どう思いますか?」

普段、就職・転職活動中の方からこんなご相談を頂くことがあります。

そして「なんかこの会社良さそうなんですよね」と言われる会社さんは、大体ホームページがしっかり作りこまれています。

ここで言う「しっかり」とは、

  • 視覚的に訴えるデザイン
  • シンプルでわかりやすい
  • 企業情報はもちろん、風土や働き方まで伝えている
  • このポイントを押さえている作りになっているということです。

そして「なんか良さそう」と思った理由を尋ねてみると、「もともとその会社を知らなかったけれど、検索でたどり着いた企業ホームページが何だか楽しそうだった」という理由が圧倒的一位。

ということは、お気づきかとは思いますが、そう。

大手と比べ知名度の低い地場の中小企業やベンチャーこそ、この自社のホームページ活用が採用の肝になってくるわけです。

企業HPと採用HP

「企業ホームページ作ってるのに、採用ホームページも作らなきゃいけないの?」

お察しします。そもそも、採用ホームページ作ると言ったってどういうコンテンツを入れればいいのかもわからないですよね。それは次の項目で。

企業HPを作っている会社さんは多いのですが、採用HPを設けている会社は中小企業ではまだまだ少ないです。

では、なぜ企業HPだけでなく採用HPも必要なのかというと?

訴えるターゲットが違うから。シンプル!

「誰に」「何を」伝えるか。

企業HPは、「顧客・一般」向けに「自社の商品や情報・魅力」を伝えるものですよね。

採用HPは、「求職者」向けに「自社の仕事に関する情報・魅力」を伝えるものです。

似て非なる。1つのHPに全部まとめちゃえ!となると、訴求ターゲットが広くなりすぎてしまって、ビジュアル(デザイン)含め誰にも刺さらない作りになってしまうという悲しい事態が発生します。気づかないうちに。

採用HPって何を載せればいいの?

人を採用したい企業さんからよく頂く、このご相談。

ちょっと前のものですが、リクルートキャリアの調査によると求職者が求めている情報は

  1. 具体的な仕事内容
  2. 採用選考の基準
  3. 求められている具体的な能力・人物像
  4. 仕事のやり方・進め方
  5. 入社後の教育制度
  6. 社員の労働時間
  7. 初任給
  8. 社内の人間関係

…と続きます。(リクルートキャリア「就職白書」2016

大きく分けると、

  • 求人票には載っていない、さらに具体的な募集条件
  • どんな人材を求めているのか
  • 社員の働き方について

このあたりを情報として載せておく必要があるということですね。

となるとついついたくさんの情報を載せてしまいたくなりますが、「わかりやすく」「視覚的に」できるだけ写真やイラストを使って、見やすくシンプルにまとめることをお忘れなく!

最近は情報系の学生さんや若手のデザイナーさんにお願いして費用を抑えつつ、若者目線で効果的なホームページ作成を実現しているケースもあるようです。

年末年始など長期休暇は、求人サイトでもいわずもがな閲覧数がぐっと上がります。

正しい情報を伝えることがベストマッチを生み出すことにもつながるので、採用担当の方は今のうちに自社のホームページ、今一度見直してみるのもいいかもしれません。ね。

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