「自分の部下が生理的に受け付けないんですけど・・・」→しゃーない!

柏木です。「自分の部下が生理的に受け付けません。。こんな小さいことにイライラする私は器が小さいでしょうか?w」という相談がありました。伝わってきます。wがついてる辺りに「そんなことないよ!」って言ってほしい感じが。。。葛藤してるでしょうね。。

まぁでも、わかるよ!こういうことあるよね!しかも仕事のことならまだしも、コミュニケーションとかマナーとかになると「私が時代遅れかもしれない」「最近はこれがスタンダードなのかもしれない」って悩んで目つきが悪くなりますよね。

で、次にメンバーから言われる言葉が「かっしーさん、なんかありました?」

(え?なんでわかった?やばい、見透かされてるかもしれない!メンバーと喋るの怖い!)ってなりますよね。

忙しいですね、リーダーって。ほとんど自分のことで手一杯!

自分の部下が生理的に受け付けないのは悪いことか

どっちでもいいと思うのですが、悪いことか悪くないかと言えば、悪くないことです。人はどうしても好き嫌いはあるし、意図的に自分とは意見の違う人間がチームにいないと、組織は強くなりません。自分の気持ちいい仲間=(例)じゃんけんの「チョキ」で揃えたチームなので、どんなにモチベートしても「グー」が来たら即負けです。リーダーシップは勝つべくタイミングまで全員を負けさせないことが大事です。

生理的に受け付けないなら、しょうがないですよね。

大切なことは、自分に苦手なメンバーがいることを「認める」ことです。

受け付けないから対応を変えるのは、良くない

しかしながら、対応を変えたりコミュニケーションを変えるのはよくありません。特に気をつけないといけないのが、メンバー間で伝える情報に濃淡が出てしまうことは最も避けなければなりません。

彼らの心理的安全性は、リーダーであるあなたが心がける必要があります。

もっと言うと、生理的に受け付けない場合のメンバーに限って、心理的安全性や承認欲求が満たされていないため、リーダーからすると目についてしまいます。

心理的安全性はこちら

ということで前回はテンプレテンプレ叫んでましたが、今回は仕組み化しよ!と叫ばせて頂きます。

コミュニケーションを仕組み化してしまう

1.挨拶も仕組みで

挨拶って意外と人を承認する最強のツールなので、挨拶を全員にするようにすると良いです。正直、私は以前これが苦手だったので、手帳にメンバーの名前を書いて、全員に挨拶したか日々チェックしてました。その手帳を後輩に見られました。笑っていました。どうやら悪い気はしないらしい。

2.業績でコミュニケーション

意外と自分が生理的に受け付けないメンバーというのは、自分が嫉妬していることが多くあります。だとするならば、先に自分が圧倒的業績を出してしまいましょう。そのために、必要な情報を受け付けないメンバーから聞き出せると意外と仲良くなったりします。

あと業績以外にも、メール・チャットは即レスしましょう。生理的に受け付けなくても仕事が進みます。「Slack送ったんですけど見てくれました?」とか言われないように!そのコミュニケーションお互いに良いことないですもんね!

3.ハウスルールのお手入れをする

組織の大小問わず、3名以上の企業には「なんとなくルールじゃないけどこれが正しいと思っていること」が必ず存在します。これをハウスルールと言います。

このハウスルールをお手入れしましょう。3ヶ月〜半年以上入社が違えば、ハウスルールの認識は全く異なります。

・挨拶は?飲み会の幹事は誰がするの?お菓子の差し入れは?複合機の紙は?小さな所のハウスルールをお手入れしましょう。

生理的に受け付けなくても、仕事は絶対に前進させる

生理的に受け付けないことに悩むリーダーの中には、「ヴィジョン中毒」の人がいます。ヴィジョンや、あるべき姿に左右されすぎて、自分が全方位で出来てないといけないと思いがちです。

が、リーダーも人間です。苦手だと認知したら、苦手でも仕事が進む仕組みを自分で改善することが求められます。リーダーが上から求められているものは結果なので、仕事を絶対に前進させるために仕組みで回す打ち手が必要です。

仕事仲間に求められるものは、まず結果と信頼です。って考えた方が気が楽だし、以外と結果が出た後は、皆仲良くなってたりします。

頑張りましょう!!

Scroll to Top