柏木です。リクルート創業者といえば江副さんですが、社内ではこの方のお名前も聞くことが多かった、大沢さんの本がペーパーバック・Kindleで手に入るようになりました。
この本を一言で言うと
戦後の職人気質な働かせ方から、社員一人一人の個性を生かして働いてもらう方が大事。で、そもそも人には「心」があるから、心理学をベースに経営をする。
ということの大切さが載っている本です。凄い昔に初版発行されていますが、今読んでも先進的な感じのことが書いてる本です。リクルート界隈の方で購入されている方多めです。
心理学的経営をよりマネジメント法に寄せた本と言えば
海老原嗣生さんの「マネジメントの基礎理論」がおすすめです。
もしくは文庫で読む場合は、「速攻マネジメント」がおすすめです。
マネジメントには理論があり、自分の経験や勘に頼ることなく部下の納得感を醸成しながら目標を完遂してもらうにはやり方がある。そんな一例を知ることが出来ます。きっとマネジメント側は窮屈に感じると思います、自分流が出せないように感じるし、自分のだめな所を見せられるような感じになるからです。
が、マネジメント側の仕事って、成果出してもらうことですよね、読みましょう。自己流より手っ取り早い!!
トレンドと原理原則
マネジメントの手法やトレンドって毎年ささやかに変わりますよね。
ティール組織、心理的安全性、サーバントリーダーシップ、、、色んな言葉が毎年流行ったり廃れたりしますが、社員が仕事を頑張りたいと思うかどうかの基礎に流行はなく、原理原則を抑えていない限り良くなりません、残念!
社長が新しいことをどんどん取り入れていけば行くほど、何がうまくいっているか見えない限り、メンバーの学習性無力感につながったりします。経営層の思惑とはズレが生じます。組織って生き物!(100日間に明確な成果を出させることがリーダーとしてはとても大事)
心理的安全性がぁ・・・みたいなメンバーとの関わり方は変わりましたか?マネジメント層は辛いこと多いよねぇ。でも、ぜひ一度、メンバーの視座から現状を見て、メンバーの心情を置き去りにしてないか見てみると良いですよ!
そしてその時に、「感情とかじゃなくて結果でしょ!もっとやってくれよ!」って思う自分自身の気持ちこそが、感情です!どんまい!がんばろ!