柏木です。東京は一気に気温が下がって雨ですね!銀座駅から地上に出た瞬間に水たまりに両足とも飛び込みました。「あぁ・・・足がびっしょりや・・(しょんぼり)」みたいな顔してたら、三越の入り口でその様子を見かけてたマダムと呼ぶにふさわしい方が、微笑みながらこちらを見てくれていました。
心が洗われた気分でした。
(私、飛び込んだのは水たまりじゃないかもしれない。)
水たまりの様子をした、あのマダムの心かもしれない。マダムの懐に飛び込んで、心洗ってもらったのかもしれない。銀座はなんと優雅な、素敵な街なのだろうかと惚れ惚れしました。「お洗濯、ありがとうございます」、テヘヘ顔しながら会釈してその場を去りました。
そういう風に解釈したら雨でビショビショの足下も気にならないかなと思ったんですがそうでもないですね。今日は早く帰ってちゃんと靴乾燥させたいです。
失礼しました。失礼した代わりに、最近の仕事とプライベートの充実についての転職希望者のデータを持って来ました。
仕事中心の仕事をしたい人は全体の9.6%
朝から晩まで、晩どころか夜通し仕事をした経験がある人もいらっしゃると思います。
残業ありきで仕事を組み立てていて、残業時間にミーティングが組まれたことも何度もあると思いますが、そういう働き方を求めて転職したい人は、今や希少です。
次の転職先では仕事だけでなく、家庭やプライベートの両立を目指して転職しようと考えている人が多いようです。
※リクルートキャリアよりデータを引用 引用元データは以下
だからと言って仕事が嫌いなわけじゃない
「今の転職希望者は、仕事が中心じゃないですよ」という話をすると、イコール仕事へのモチベーションも低いんじゃないかと思われがちなのですが、それとこれとは話が別でして、仕事中心の生活ではないけど、仕事のやりがいや成長感と言ったものは大事にしています。
仕事が嫌いなわけじゃない。むしろ、限られた時間の中で成果は出したい。やりがいや仲間とのつながりも大事にしたい。でも、仕事以外にも大事なものがある。
そんな感じでしょうか。
僅差ですが男女差あるし、その差を理解するの大事
だいぶ僅差ですが、仕事を中心にしたいかどうかの男女差はあります。
性差というか、男性よりの脳(いわゆる男性脳)なのか、女性よりの脳(いわゆる女性脳)なのかの違いがあると言われていて、男性脳の人はシングルタスク=1つのことを集中的にやる力が長けており、女性脳の人はマルチタスク=ながら作業で仕事をするのに長けているという違いもあります。
例えば、女性が料理をする時って、テレビやNetflixを見ながら料理をするのが普通だったりするのですが、男性からしたら「そんな中途半端なことを・・・」と見えますし、
男性が仕事をしている時に、女性の部下が違う質問を持ってきたりすると、「今それ言ってくるのか!!」と内心邪魔された気持ちになった感じになりますが、女性からすると「その仕事やってるついでじゃん!」と思うこともしばしばです。
自分や家族は男女脳どちらの志向が強いのか。ということを気にかけておくと良いですね。
効率化への取り組みは、採用優位性につながる
仕事中心の生活を選ばない人が多いからと言って、それがそのまま仕事が嫌になったわけではなく、仕事と同じように大切なものがあり、同列で大切にするのが主流になってきた。
でも仕事が嫌いなわけじゃなくて、成長もしたいしやりがいも持ちたい。
そんな流れが主流になってきた今、仕事を効率よくやっているかどうかの情報公開は大事ですね。どれだけ効率よく働いているか・そのために会社が何をやっているのか?が採用の強みになるので、会社で挑戦している事例はどんどんアウトプットしていくと強みが増すと思います。
家族の理解はめちゃ大事
転職の時に家族や彼氏・彼女・婚約者・パートナーの理解があるかどうかがとても大事です。女性が働くことへの理解は急速に進んでいるように感じますが、男性や、家計を支える側が仕事中心にしたいと思うことへ理解も同じく進んでいくと良いですね。
仕事ばかりして家族との時間が全然取ってもらえない。。。と心配になった時は、友達とかと三越でお茶でもしましょう。
私が両足水たまりに足突っ込んでるのを見かけたら、「あの人お茶目ねぇ」と優雅に微笑んで欲しいです。
三越とお茶の両方を持ってしても微妙な締めくくりとなったので、やっぱり今日は早く家に帰って靴乾燥します。お疲れ様でした。
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。