スーパーフルフレックス×リモート勤務を1ヶ月間やってみた結果。

こんにちは。最近、好きな字体がメイリオから遊ゴシックになりました。力丸です。
今日は私がやっている「スーパーフルフレックス制」そして「リモート」での勤務方法について、実際この1か月ちょっとでのリアルな感想をお伝えします。

おさらい。スーパーフルフレックス制って?

スーパーフルフレックス。
名前からして「新しい現代の働き方」感にあふれていますが、実は30年ほど前からある変形労働時間制のひとつです。
おそらくみなさんも聞いたことがあるフレックスタイム制とは、
「(例えば)1日8時間働いてくれれば、何時から何時でもいいよー」
というもの。
このフレックスタイム制では、ほとんどの場合、
「基本自由だけど、8時~16時までは必ず働いてね!」
という”コアタイム”たる時間が設定されています。
要するに、労働者には
「必ず働かなければならない時間」と「自由に働ける時間」がそれぞれ設けられているのです。

スーパーフルフレックス制とは、この”コアタイム”が設けられていない、「働く時間が完全に自由」という何ともフリーダムな働き方。
「1か月に〇〇時間以内で、自分で管理して働いてね」
と働く時間・日数を個人の裁量にゆだねたものになります。

裁量労働制と何が違うの?

スーパーフルフレックス制に似たものに「裁量労働制」がありますが、こちらはみなしの労働時間で計算する別の勤務体制です。
専門職もしくは企画を担当する管理職に適用されますが、承認を得るために労使委員会に置ける5分の4以上の多数決による決議が必要となり、ちょっとややこしいのです。
ただ、ミライへでもこの裁量労働制は一度試してみたいと思っている働き方なので、今後適用した際にはまたお知らせします。

おさらいその2。リモート勤務って?

リモート勤務という言葉は、最近耳にする方とても多いんじゃないでしょうか。
こちらとてもシンプルで、
会社に出勤せずに、自宅やカフェ・近くのコワーキングスペースなど、好きな場所で仕事ができるというものです。
勤怠管理は企業によってさまざまですが、うちはGoogleカレンダーやAirShiftを使って勤務時間を報告・共有しています。

やってみた感想。
さて、この1か月スーパーフルフレックス制×リモート勤務で働いていた私ですが、この期間で感じた良かった点と改善点をいくつかあげてみました。
良かった点〇
・自分の勤務日程を自分で決められる
・ネットさえあればどこでも仕事ができる
・遠隔で協働するため、他メンバーとの役割(業務)分担が明確になる
自分でいつどこで働くかを決められるというのは、想像していた以上に、圧倒的に働きやすいというのが一番の感想です。
私は基本的にオフィスへ出勤していますが、体調がすぐれないときは自宅で作業したり、平日の空いている時間に歯医者や美容院に行けたり、「今週は土曜特に予定ないしな~」というときには平日を休みにして代わりに土日働いたり。
「時間」「場所」に制限がないこの働き方は、
まさに「ノーストレスライフ」を実現してくれています。
決められた時間の中でやることを組み立てていくのではなく、
自分が決めた時間の中でやることを設計していくので、
業務効率もとても良いです◎。
また、離れて働いているからこそ、
「かっしーさんがこれやって、私はこれやりましょう」
という分担業務を明確にするためのコミュニケーションが生まれやすいのです。
リモート勤務では、協働するためにどういうツール・システムを活用するのか?によって業務の進めやすさや管理度合が大きく変わってくると思います。

改善点△
・実働時間は自己申告のため、申告外の残業がもし発生していても会社は把握できない(知りえない)
・社内コミュニケーションはほぼメッセージ(文字上)になるので、コミュニケーションにややズレが生じることがある
・1人で作業することが多くなるため、デスクワークのみの日はほぼ誰ともしゃべる機会がなくちょっと寂しい
改善点もいくつかありました。
私たちの場合は社内に2人しかいない分、社員といえど「りっきーはりっきーで、自分で会社をやっている感覚で業務をやってみて」とかっしーさんからある程度裁量を任されており、私自身が事業を設計して進める必要も自由度もあります。
(もちろん、最終的には合意が必要なのですが)
ただ、わりと社員数を抱える企業でこの働き方を導入する場合は、
「個人がどれだけ自分の業務を設計・管理できるのか」
という課題も出てくるような気がしました。
また、行う業務がほぼ「割り振られた」ものである場合、内容に変更が必要となった際に自分の裁量ですぐには決められなかったり、受けた個人により処理スピードが異なったりと、より他(社内)との密なコミュニケーションや管理体制が必要となります。

何人も個人が集まれば、業務管理が得意な人もいれば、苦手な人もいますよね。
ここで言う「自分で業務設計・管理をするのが苦手な人」でも円滑に業務が進められる仕組みさえあれば、きっとこの働き方はこれからの世の中のスタンダードとしてたくさんのハッピーを生み出すんじゃないかな、と思います。
そしてその仕組みを作るためのアイディアやツールは、私たちがまずはどんどん試してみることで「リアル」な情報にしてお伝えしていきます。

効率よく時間を使えるようになったことで、
本を読んだりドラマを見たり、インプットする時間がかなり増えました!

いやあ~、この働き方が叶えば日本は倍速で元気になるんじゃないかと勝手に思ってます。

さて、ではもう18時半なのでちょっくら近所を走ってきます。
みなさま、よい夜を!

Scroll to Top