私たちの、サステナビリティ。そして、ダイバーシティ&インクルージョン。

サステナビリティって、何?

大事なんだと思いながらも、はじめの1歩をどうしていいかわからない「サステナビリティ」と「ダイバーシティ」。

今日は一緒に働く仲間のわかさんに聞いてみました。

サステナビリティに取り組んでいこうと思ってるんですが、私も(柏木)まだ勉強中でして、メキシコではどうでしょう?

サステナビリティって何か大事なんだろうなとは思うよね。環境が大事ってもちろんわかってるし、エコに関心を持つのって大事だってこともわかる。でも、誰の為に?っていうことが見えない気がする。地球のため?頑張り方がわからないっていうのが本音かな。正直SDGsのSがなぜ小文字なのかも最初は知らなかった。もしかしたら私と同じ感覚の人、多いかも知れないなーって思う。でも、意識しなくてもやれるというか、やること自体がいいことだったら自然とサステナビリティできるよね。

この間も、メキシコではコーヒーのフタがプラスチックから紙製に変わったんだけど、単純にその方が使いやすかった。

こんな形のサステナビリティって良いよね。

わかさんは日本で仕事をして、メキシコに移住されましたが、どのような場所で違いを感じますか?

メキシコは自営業、フリー、デザイナー、音楽プロデューサーが凄く沢山いるイメージがある。日本よりも保障がない状態でも結構稼いでる。

決定的に違うのは、働く人の企業もお客さんも相手に期待していない。「これぐらいやってよ」と思うこともやってくれない。まぁでもやんないよねって思ってるから、逆にしてもらえるうとびっくりするよね。日本の感覚にありがちな「できて当たり前、なんでやってないんですか」とかありえない。人前で誰かを怒っちゃいけないっていうのが文化としてあるんだよね。

社内でも、人前でも怒らないのがマナー。やっぱりそこは大きな違い。だから周りの人がいる前でお店の人にクレームをいったりすることも見たことないし、日本企業の日本人が駐在されて日本と同じマネジメントスタイルでMTG中に相手に叱ったりすると「人に対するリスペクトがない人」って扱いになる。メキシコは、上司部下っていうよりも一緒にやってる仲間っていう感じが強いからね。

そんな価値観の違いとか、生活の不便さとかそういうの感じたりはするよ。でもそういう所全部ひっくるめても、今は日本よりもメキシコの方がいいかな。

サステナビリティの一歩に向けて

今回はメキシコのダイバーシティ&インクルージョンを中心にお話を聞いてきました。

私たちが共に過ごしたリクルートでは、目標達成達成の為に詰められたり、褒められたり、仕事も感情も忙しく過ごしてきました。そんなリクルートでの経験とはまるで真逆な文化に飛び込み、メキシコに馴染んだでいったわかさん。そこまでの道のりは簡単じゃなかったのもずっと眺めてましたが、軽やかに昔を捨てて今必要な形に変えていく姿は、もしかしたらサステナビリティの考え方に近いのかもしれません。国境を越えて、時差をこえて仕事をすることは職務設計こそが命ですが、それを乗り越えればきっと出来ると思っています。

「持続可能な社会に向けて、経験値から得たお客様に価値を提供する」というゴールに向かって、違いを武器に変えること。社会に本業で貢献するという軸をぶらさずに、私たちはこれからもダイバーシティ&インクルージョンとサステナビリティに挑んでいきたいと思います。

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