柏木です。今日、ティール組織について調べる機会があり色々調べてました。
ティール組織は情報がオープンであり、一人一人が全体を飽和するというあたりが現代っぽいなと思いました。全貌を掴めていないので、引き続き調ベます。
自分の組織が今どの立ち位置なのか?
新しいものを取り入れようとする姿勢や、まずやってみようとトライアンドエラーすることってすごい大事です。とはいえ大きな組織だと、失敗することのリスクもあるので、失敗を少な目に新しいものを取り入れるためには、
「目利き」が必要です。
自分の組織の立ち位置を客観的に見ることです。
大人な組織がどうしてもありがちなのが、
「新しいリーダーがくる度に新しい取り組みをしようとする 。でも周りは動かない。」
と言うやつです。今口元緩みました?緩んだ人は思い当たる節があるはずです。
周りの昔からいるメンバーが「イノベーション疲れ」してるケース多いですよね。
「柏木さん。僕らはもう、よそから来た人のイノベーションに疲れてる」
私はこれを知らずに、昔とある地域の商店街のお客様に鼻息荒く地方創生のイノベーション話をしに行きました。そしてその時言われた一言にすごいハッとしたんです。
「柏木さん、僕らは何度もそう言う話を聞いて来た。それができたら良いよね。良くしたい気持ちはここで昔から商売してる僕らにもあるよ、もちろん。
でも、そう言うの何度もやったんだよ。前は大学生のサークルが。その前は別の団体が。中途半端に商店街を動かしていくじゃん。僕らはもう、よそから来た人のイノベーションに疲れてる。皆、地域を荒らしていく。」
なんとも言えない苦い気持ちになったことがあります。
こういうことが、自分の組織に起こりやしませんか、と言うことを気をつけたいのです。
それでも、組織を前進させる。
では、それを恐れて何もしないのか?いえ、ダメです。組織を前進さなければなりません。
心が動かなければ、人は動きません。心が動くのを待っていては、組織は前進しません。
私たちにできることは、自分たちの組織が今どの時期にいるかを知り、自社のサービスの成長期(プロダクトライフサイクル)と混乱期が一緒に来てしまわないかを避ける努力をすることです。簡単に目利きするには、タックマンモデルがわかりやすいです。
時として、お互いの対立が必要な時期に、ティール組織が旬だからと取り入れると組織のまとまりがなく「成果を出すために答えはもらえないから自分で考えなきゃいけないけど、これ、個人商店じゃね?」みたいな疑問にぶつかってしまうこともあります。
そもそも何の為に取り入れたかったんでしたっけ?一緒に働く仲間が笑ってて欲しいからですよね?
だからこそ、自分の組織に何を取り入れるのか目利きが必要なのです。
新しいものって、良い。最適なものってのも、良い。
と言うことで新しいものを取り入れるのって良いことです。
それと同じくらい、最適なものを取り入れるって良いことです。
隣の芝は超ピカピカで、インスタ映えしそうな感じが凄いしますが、もっと簡単に成果が出るものがあるなら、「それも良いこと」です。
だからこそ、
組織マネジメントのニーズは何か?何をしたら組織の役に立てるのか?
お客様と同じくらい組織のニーズを見ることが大事と思います。
熱く語ったわりに本日もうまい締めくくりが見つかりませんので、「メンバーが同じフロアで働いてて、今何に困ってるのか見たら察しがつくって言うのがぶっちゃけ私からしたら超羨ましいんですけどっ!」って言うないものだりを書いて本日を締めくくりたいと思います。
本日もお疲れ様でした。
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。