柏木です。仕事が好きとかやりがいとか、そういったものの存在って何だろうな?なんだろう、なに?何なんですかね?っていう問いです。今日は。
自分が社長になって一番わからなくなったもの「仕事のやりがい」
自分自身が社長業を始めて、一番わからなくなったものが「仕事のやりがい」です。
かっしー仕事にやりがい感じてる?って聞かれたら、「自分自身にやりがいとかそういうもって必要だっけ?」と思います。何年もかけてやりたかったことをやれている今、仕事は好きですが、やりがいより社会的責任を果たすことの方が大きいですし、やりがいか会計かを選択せよ、となれば越後製菓の勢いで「会計!」と選択します。自分自身の「仕事のやりがい」って、考えなくなりました。
「作ったからには絶対に中途半端にやるな」と言われたその一言の重みみたいなのをすごい感じる日々なのです。
先輩経営者の皆さんに伺いたいです。こう思うのは、創業初期だから近視眼的に思うのでしょうか。
世の中の96%が仕事にやりがいを求めてる(そりゃそうよね)
仕事に多様さが増した今、仕事にやりがいを求めてるって言う感覚も変わってくるのではないかと思いつつ、エンジャパン調べの「仕事のやりがい調査」を調べたところ、世の中の96%が仕事にやりがいを求めているようでした。全然違った。仮説が大滑りです。
さっきから私の話ばかりで恐縮なんですが、そういえば昔同僚からのサーベイ(一緒に働く上で改善してほしいことを書かれるもの)で、「仕事って楽しいという価値観を押し付けないでほしい。」と書かれたのを思い出しました。仕事のやりがいって自分で見つけるものよね。
そういえばそういう時期もあったなぁ。
やりがいを探すのか、やりがいを見いだすのか
以前、お客さんと宝くじが当たってそれを元手に商売するなら何をするか?という煩悩の塊話をした時のことです。
「なんですかね?うーん、自分がやりたいことをやります」と言うと、「そりゃだめだ。まず儲かることをやらなきゃ。儲かることの中から自分のやりたいことを見出さなきゃ」と言われたことがあります。今思えば、すごい深い一言を貰ってた気がします。
儲かるって意味が昔は会計的な意味が強く、今は会計に加えて信頼とかの意味が強い気がしますが、儲かることってとても大事ですよね。
「やりがい探し」のジャングルに迷い込まないように
と言うことで、仕事のやりがいは人から教えられるものではなく、自ら探す・見い出す工夫をしている人が多いと思いますが、転職活動しながら「仕事のやりがい探し」のジャングルに迷い込まないようにだけは気をつけてほしいです。
特に営業職は、成果が出れば仕事が楽しくやりがいがあると感じるし、成果が出なければ仕事は楽しくなくやりがいも感じられません。やりがいは結果に左右されがちなのです。
仕事が楽しいと人生が楽しい
って今もマッチするんですかね?
仕事のやりがいって何?なんなの?
と言う問いを残しつつ、本日は筆を置きたいと思います。おやすみなさい。
株式会社ミライヘ代表取締役
GCDF-Japanキャリアカウンセラー/国家資格キャリアコンサルタント
転職や仕事の岐路を切り抜けるキャリア面談をやってます。
好きな食べ物:チキンカツ・ピザ あと、別軸で東京で1番小さい社長を目指してます。